絶品のウニ・ホタテに舌鼓!日本の最北端へ!
<北海道稚内市 ほか>

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日本は四方を海に囲まれていますので、外国の領土が目視できる場所はごくわずかしかありません。そのうちの一つが、“日本最北端の地”という碑が建つ「宗谷岬」です。天気が良ければ、はるか43キロ沖合の水平線に「サハリン」が見えます。この日は残念ながら、ごらんのとおりの曇り空で、まったく見えませんでしたけれど。

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1902年日露戦争を前にしてロシアとの緊張が高まる中、この地に建てられた「海軍望楼跡」です。石材をコンクリートで固め、船のブリッジの形をした望楼からは、「宗谷海峡」を一望することができます。

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礼文・利尻の離島へ渡るフェリーは、稚内から出ています。この「稚内港北防波堤ドーム」は、かつて旧樺太へ渡る人で賑わった当時に、道路や鉄道へ波の飛沫がかからないよう建設された防波堤です。古代ローマを思わせる円柱となだらかな曲線の回廊は、世界でも珍しい建築物で、いまは観光名所となっています。

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フェリーに乗って向かったのは、日本最北の離島である「礼文島」。海に切り立った丘陵が南北に伸び、絶景が続く細長い島です。もっとも北にある「スコトン岬」では、晴天ならアザラシが観察できるそうで、さらに北に無人島の「海驢島」が見え、快晴ならサハリンが見えることもあるといいます。

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アイヌ語で“高い山の島”を意味する「リイシイ」を語源とする「利尻島」は、最果ての富士とも呼ばれる約1,721mの「利尻山」を中心とする島です。原生林に囲まれた沼、森と水が織りなす静謐な風景の向こうに、「利尻山」が悠然と聳え立つ眺めは、まさに絶景といえます。

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さて「北海道」の楽しみといえば、豊かな海の幸です。利尻島にはホタテの養殖場があり、こんな肉厚の貝柱をいただくことができます。口の中いっぱいにホタテのエキスが広がります。

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もちろん夏が旬のウニ、これは外せませんね。このあたりは高級昆布の産地です。その栄養たっぷりの昆布を食べて育つウニは、ほんとうに甘くてコクがあります。北の冷たい海は、美味しい魚介を育てるのに最適なのですね。

自然の魅力がいっぱい!道東をめぐる旅
<北海道弟子屈町 ほか>

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「網走」側から「摩周湖」方面へ向かう「国道391号」を走ると、「アサトヌプリ」が右手に見えてきます。別名「硫黄山」とも呼ばれる火山で、現在も噴気活動が続いていており、荒々しい自然の一端を見せてくれます。

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霧に包まれることが多いので、「霧の摩周湖」として有名になった「摩周湖」は周囲約20㎞のカルデラ湖です。晴れていれば鏡のように美しい湖面の向こうに「摩周岳」を望むことができ、静謐な眺めに心が洗われるようです。また季節と気象条件が合えば、湖面を覆う幻想的な雲海を見ることもできるそうです。

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この日の展望台では、ちょうど可愛いリスがお食事中、人が近づいても平気で、食べるのに夢中のようでした。

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宿泊におすすめなのは、特別天然記念物のマリモで有名な「阿寒湖」です。球状のマリモが群生するのは、ここ以外には「ミーヴァトン湖(アイスランド)」のみだとか。「阿寒湖」畔には温泉街があり、アイヌの民芸や歴史を伝えるアイヌコタンもあるので、宿泊すると夜もたっぷり楽しむことができます。

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「野付半島」は、延長約26kmにわたる日本最大の砂嘴です。砂の堆積した半島が海にかぎ針状に突き出ている特徴的な地形で、春から秋にかけてたくさんの野生の花が咲き、独自の自然景観を形作っているといいます。

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立ち枯れたトドマツの残骸が湿原に残る「トドワラ」、その荒涼とした風景は寂しくもあり。また不思議と心を癒してくれたりもします。時間とともに「トドワラ」はだんだんと腐朽が進んでおり、いずれは消滅するだろうといわれていますが、同じく立ち枯れたナラの木の林立地であるナラワラは、まだ立木が原形をとどめています。ここでは紹介しきれませんが、北海道には本州とはまったく違う美しい自然景観がまだまだたくさんありますので、ぜひ訪れてみてほしいと思います。