「大阪」を代表する繁華街「道頓堀」は娯楽の宝庫!
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「大阪」は「くいだおれ」の街と言われますが、「大阪」の食といってまず思い浮かべる場所は、この「道頓堀」でしょう。江戸時代の都市計画により芝居小屋が集められたのが、繁華街形成のきっかけとなったようですが、一帯にはたくさんの飲食店や劇場などが集まり、飽きることなく一日遊ぶことができる街です。

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「道頓堀」は、この「道頓堀川」という運河に沿ってできた街です。「とんぼりリバークルーズ」の船に乗って、水上から景色を楽しむのが、いま人気のアトラクション。川面から見上げると、色とりどりの看板が、芝居の書割のように流れていきます。

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「大阪」の名物といえば「たこ焼き」です。小麦粉の生地に薬味そして蛸を入れて球形に焼いたものですが、焼き立ての熱々に甘辛いソースと青海苔や鰹節をかけて食べます。ほおばると、口中がおいしさでいっぱいに!

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「たこ焼き」の店を示す、グロテスクかつユーモラスな蛸の看板が、あちこちにあって面白いですね。

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こういうド派手な看板の草分けともいえるのは、この巨大な蟹です。まさに「道頓堀」の象徴のひとつ。なんでも目立ったほうが勝ちだという大阪文化のエッセンスが感じられます。

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この「551蓬莱」の「豚まん」は、いまや大阪土産としては大人気の一品です。いわゆる本格的な中華まんとはちょっと違い、日本風にアレンジされたものですが、他の「肉まん」とは一味も二味も違います。「豚まん」と呼ぶところに大阪らしいユーモアも感じられます。

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いまはたくさんの支店があって、いろんな場所で買うことができますが、古くからここにある「戎橋筋」のお店が「551蓬莱」の本店です。

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さて、「戎橋筋」からすこし脇に入ったところが、「法善寺横丁」。この一角だけ周囲とは違って落ち着いた雰囲気です。ここにある「水掛け地蔵」は、全身が苔で覆われています。地蔵さんに水をかけて願を掛けると願いが叶うとされていて、長年たくさんの人が願掛けに来たからですね。

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このあたりで夜の飲み屋街として有名なのが「宗右衛門町」。バーやクラブをはじめ多くの飲食店がひしめいています。魅惑的な夜を楽しむなら、この界隈がおすすめです。

もっとも「大阪」らしい「大阪」、「通天閣」&「新世界」
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もっとも「大阪」らしい場所といえば、やはりこの「通天閣」界隈でしょう。日本でもっともアジアンな街といいかえてもいいと思います。どぎつい色の看板が折り重なる向こうに、「大阪」の象徴「通天閣」が見える光景は、とっても懐かしさを感じるレトロな風景です。

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1912年にパリのエッフェル塔に倣って造られた初代「通天閣」は火災にあって撤去され、現在の塔は1956年に再建された二代目で、高さは約100メートルです。もちろん通天閣の価値は、高さにあるのではなく、地元の人たちの大切なシンボルだというところにあります。

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この「通天閣」の周囲に広がる繁華街が「新世界」と呼ばれます。たくさんの飲食店や洋品店などが立ち並び、雑然とした雰囲気のなかでこれでもかと目立つ工夫をした看板を見て歩くだけでも楽しめます。

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いまでは「大阪」発グルメの定番ともなったのが、この「串かつ」。その発祥地が新世界だとされています。「串かつ」は、肉や魚介や野菜などさまざまな素材を一口大にして串に刺し、パン粉をつけて油で揚げたものですが、なんといっても旨さの決め手はソースです。日本中でこの串カツが有名になったきっかけは、“ソース二度漬け禁止”という張り紙の面白さでした。もともと下町の食べ物ですので、ソースは共用が当たり前で、一度口に入れた「串かつ」をまたソースに漬けると不衛生だ・・という理由なのですが、そんな当たり前のことを張り紙にするというところが、いかにも大阪らしいユーモアだということで他エリアの人も興味をもったようです。もちろん張り紙をしないと実際に二度漬けする人がいるというのも大阪らしさなのですが。

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いまやこの「串かつ」は大人気で、ジャンジャン横丁にある有名店「八重勝」は、ごらんの通り朝から大行列なのです。

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最後に忘れてはならないのが、この「天王寺動物園」、新世界のすぐ東側に隣接しています。猥雑な歓楽街と家族向けの動物園という組み合わせが、また面白いところです。東京の浅草とも似ていますが、この界隈は懐かしさの溢れるワンダーランドであり、我が国の庶民文化を象徴する場所だといえるでしょう。