近代日本のシルクロードを辿る⑨


外観はまるでホテルのよう
信州上田の駅から見える大型木造繭倉庫
〈長野県上田市〉


長野新幹線の上田駅を通過する時に見えるのが笠原工業常田館製糸場です。1900年に創業して以来、上田の製糸業を代表してきました。写真の白壁が特徴的な木造の5階繭倉庫は、1908年(明治41年)に建てられ、製糸場で生産される膨大な生糸の原料となる繭の保存庫として利用されました。全国では富岡製糸場についで2番目の規模を誇る近代機械製糸業の遺構として、また蚕都上田の歴史を刻む貴重な近代化遺産として、重要文化財にも指定されています。
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通気性と換気、温度管理などに配慮された繭の保存に適した内部構造になっています。
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繭を乾燥させながら保存するための「多窓式」と言われる構造。そばに寄ってみるとこんな感じです。
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同じく繭の保管に適した仕切りのない広々とした空間が他と同様に特徴的です。
 
写真:米山淳一

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