宇宙船? タイムトラベル? SF的演出が漂う江戸東京博物館
<東京都墨田区>

aDSC_0168
JR両国駅から徒歩1分の国技館と並ぶように建つ江戸東京博物館。「江戸東京の歴史と文化をふりかえり、未来の都市と生活を考える場」として1993(平成5)年3月に開館し、近年は東京の観光名所のひとつとして定着している感があります。地下1階・地上7階だての巨大な建物は「高床式の倉」をイメージしているそう。しかし、個人的な印象は宇宙船または4本足の巨大生物…いずれにせよ江戸・東京っぽくはないですが、造形を見るだけでも面白い特徴的な建物です。
 
aDSC_0180
チケットはホテルのような1階エントランスから入った所にあるチケット売場や、建物3階にある江戸東京ひろばで購入。常設展と特別展では料金が異なりますので、お出かけ前に確認してください。
 
aDSC_0176
aDSC_0172
展示場へはエレベーターかエスカレーターで向かいますが、特にこだわりが無いならここはエスカレーターで。SF漫画の巨匠・松本零士さんが描くメカのような入口を通って乗るエスカレーターは、なんだか宇宙船に吸い込まれていく気分に。館内に入ってからはやや薄暗くなり、様々な絵や展示品を眺めながらゆっくり進みます。距離も長いので、ちょっとしたアトラクション気分で楽しめます。
 
aDSC_0187
展示室に入ると、広々とした空間に驚かされます。 細長いエスカレーターを通ってきたギャップもあってか、館内とは思えない開放感を感じるハズです。 そして、まず目に飛び込んでくるのは実際の大きさで復元された日本橋でしょう。想像していなかったダイナミックな展示は、いきなり昔の町にタイムスリップしたかのような錯覚を味わえます。
 
aDSC_0191aDSC_0227aDSC_0026
橋を渡って右側が東京ゾーン・左側が江戸ゾーンと分かれていて、東京ゾーンは時系列・江戸ゾーンはテーマに沿って見ごたえある展示が並んでいます。主な内容は、その時代を生きた「普通の人々の生活」。実際に使われていたものや復元モデル、ミニチュアなどを用いたリアルな展示が、当時の生活・文化・風習を思い描く手助けをしてくれます。
 
aDSC_0231
aDSC_0234
子供の頃はもちろん、両親の若い頃やそれ以前の先祖など、各時代の人たちがどのように生きてきたのかを想像させる展示は、すべてが自分に繋がっていると感じさせます。そして、自分たちがいる「今」もこうして展示されるようになるのだと、時の流れを意識。ポケベルや携帯電話などもすでに展示物の仲間入りをしていたので、「数年後にはスマートフォンもこの中に入るのだろうなー」なんて思ったりしました。
 
aDSC_0183
帰りのエスカレーターでは、いままで見てきた展示とのギャップが…。過去の展示から現代に戻ると、次はこの都市の未来や漫画や映画などで描かれる「TOKYO」を想像する人も多いのではないでしょうか?  様々な楽しみ方ができる江戸東京博物館、町旅的には「時を越える感覚を味わえる」スポットとしてオススメさせていただきます。

INFORMATION

地図

レポーター

恩田 正恒(町旅編集部)

昭和後期からの展示は自らの半生ともかぶってくるので、自分史のようにも感じられました。
また、太平洋戦争時に空襲されたエリア表示を見たとき、いま住んでいる場所も被害にあっていたことを知り、祖父母が生き残ってくれたことに感謝。
江戸東京博物館は初めて訪れたのですが、想像以上に良かったです!

関連タグ

関連記事

エリア

(Categories)

タグ

(Keywords)

すべてのタグを見る

おすすめ記事