「昔ながら」が色濃く残る西新井大師の参道
<東京都足立区>

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西新井大師の山門をでて左側へ歩けば西新井大師駅ですが、前へ進めばすぐに参道。お帰りはコチラを通るのがオススメです。で、大抵の人が最初に悩むのが「草だんご、右か?左か?」という、昔から受け継がれてきた「大師あるある」でしょう。左右からぐいぐいくる呼び込みの声は、甲乙つけがたい接戦です。
 
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西新井大師を出て向かって右側が元禄時代(1688-1704)の頃より門前で店を続けているという割烹店「清水屋」で、草団子は毎日出来立てのみを販売…
 
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daishi_18左側は1805(文化2)年に創業したという「中田屋」。歴史がより長いのは清水屋だけど、建物の風情は中田屋に軍配があがります。なぜ門前でまったく同じような業態の店が向い合せなのでしょうか?  まあ、切磋琢磨されているためかどちらもサービスが充実、しっかり試食もできるので両方食べ比べてお好みの方を。迷ったら両方とも買えばいいんです(笑)
 
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中田屋さんの隣が「すずきや」。看板には手焼煎餅としか書かれていないのですが、なぜか店舗の約半分のスペースでだるまの販売もしています。西新井大師では2月にダルマ供養祭があるので、その関係なのでしょうか?  気になるお店はまだまだあります。
 
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1939(昭和14)年から74年続いた手焼煎餅屋「たぐち埜」さん跡地にある「Mark’s Coffee(マークスコーヒー)」は、昨年(2018)4月にオープン。煎餅屋時の面影を残しながら、西新井大師らしからぬお洒落なカフェが誕生しました。参道では貴重な若者向けの店として存在感を放っています。
 
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参道の環七近くにあるのが浅香家。レトロなお店が多い参道周辺でも、ひときわ重厚な建物が目を引きます。独特のガラス容器に入れられたおせんべいの陳列も、久しぶりにみたら何だかお洒落に見えるから不思議。「せんべいってこんなに種類あったっけ」と思わせるフレーバーの豊富さも魅力です。浅香家の名物は堅焼きの「馬目焼」。そういえば、昔はせんべいって固いものでしたよね。
 
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参道から大師前駅に戻る途中にある大長商店は1868(明治元)年の創業。商店街のホームページでは「せんべいとだるまのお店」となっていますが、店内はだるまで埋め尽くされて専門店のよう…かつては写真左側の平台の方で煎餅も売っていたみたいです。前述のすずきやのようにお煎餅屋がだるまを売っていたり、大長商店のように商品がだるまだけのお店になったり…煎餅がだるまに駆逐されている気配を感じます。
 
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そういえば…西新井大師境内にもだるま売りの屋台が複数でていました。
 
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大長商店のななめ向かいにある伊勢末商店は、昭和にタイムスリップしたかのような懐かしい見た目。左の入り口が酒屋で、右が飲み屋になっています。インパクトが強いため、地元はもちろん通の酒飲みには知られたお店で、雑誌の表紙を飾ったことも! せっかく大師まできたなら、いまでは珍しいこの雰囲気のなか一杯やっていかれてはいかがでしょう。

INFORMATION

地図

レポーター

恩田 正恒

西新井駅から徒歩3分くらいのところにある足立区の文化複合施設「ギャラクシティ」には、寝転がって星や映像を楽しむことができるプラネタリウムがあります。
最近はコンサートなどの催事も充実していて、大人も子どもも楽しめるスポットになっています。
穴場のカフェもあるので、西新井大師訪問の際はぜひ足を伸ばしてみてください。

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