京都モダンと紅しだれ桜、昔も今も女子はおしゃれ好き?〈京都府京都市〉

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伏見稲荷駅から祇園四条駅までを電車で移動し、祇園の街並みを散策。そろそろお腹も空いてきたので、このあたりで朝ごはんかな?と岡崎公園内にある京都モダンテラスに行ってきました。
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京都モダンテラスは1960年に、日本モダニズム建築の第一人者の前川國男氏によって建てられた京都会館内にあり、今年1月10日(日)「ロームシアター京都」に当時の面影を残しながらリニューアルオープンしたばかり。同行の友人が「来てみたかった」場所で、じっさいに来てみると、天井などの各所デザインが和モダンで落ち着いた雰囲気の心地良い空間でした。
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天気が穏やかだったのでテラス席に。モーニングメニューは和食と洋食があり、和食には「モダンテラスの朝御膳」や「薩摩赤鶏の玉子かけご飯」などの食欲をそそるメニューも。悩んだ末、吉田パン工房のパンと自家製ハムに惹かれた私は「吉田パン工房のパンと自家製ハムのブレークファースト」。友人は「3種のフルーツオープンサンド アボガドとトマトのサラダ添え」を注文。もっちりと美味しいパンでみるみる幸せ気分に。洋とはいえポタージュは京味噌が使用され、和の地元食材ががしっかり使われていた点にも感心しました。
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お腹も満たされ、つぎは、八重紅枝垂桜(やえべにしだれざくら)が見頃という平安神宮へ。平安神宮の社殿は桓武天皇が開いた当時の平安京の正庁、朝堂院が8分の5の規模で再現されているのだそうです。昭和54年にはそれまでの増改築や大修理、災禍による被害の復興を終え、現在のような壮麗な社頭が整ったそう。今から1200年前の京都が生まれたばかりの風景を体感すれば?当時の朝廷に仕えた貴族である大宮人(おおみやびと)の気持ちが少しは想像できるかな?と、応天門(重文)をくぐり、左の白虎楼(重文)から入場料600円を払って、八重紅枝垂桜の名所でもある神苑へと向かいました。
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神苑(庭園)の八重紅枝垂桜の数は、約150本。他にも染井吉野・彼岸桜・山桜・里桜・寒緋桜・鬱金桜などが約20種類、総本数300本もの桜が植えられているそうで、ピンク色が華やかです。
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尚美館(貴賓館)は、明治44年2月3日から東神苑の造営がまずはじめられ、明治45年5月からは御所にあった京都博覧会の中堂の移築に進みます。そして大正2年に平安神宮貴賓館として完成し、尚美館と名付けられ、現在に至りました。桜の時期には夜に野外コンサートのライトアップも行われ、幻想的な風景が楽しめると多くの人が訪れるそうです。
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青銅の鳳凰(ほうおう)が絵になる橋殿。京都御所にあった京都博覧会の建物を移築したものだそうです。
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帰りは境内の授与所で平安神宮限定の八橋「紅の雲」と桜みくじを購入。桜みくじだけあって、「大吉」の代わりに「満開」などと書いてあるのがなんとも雅です。私は「咲き初め(小吉かな?)」ということで心身の健康、平和をお願いしながら「おみくじ結び所」に結んで奉納してきました。それにしても結ぶほど桜が咲いたようにみえるこの眺めもとても素敵で、アイデアは誰が考えたのだろう?と友人とここでも感心することしきりでした。OLYMPUS DIGITAL CAMERA
観光客でいっぱいな知恩院。
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筍の炭火焼きが屋台で売っているのが京都らしいです。
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八坂神社を通り抜け、お茶タイムに向かったのは長楽館。目当てはもちろんアフタヌーンティー。じつはここ=長楽館といえば?アフタヌーンティーと言われるほどの人気だそうです。「ここも一度行ってみたかった」友人が予約をしてくれました(2名以上要予約です)。この建物は明治42年に“煙草王”と呼ばれた実業家の村井吉兵衛により、国内外の賓客をもてなすための迎賓館として建築されました。なんと、すでに100年以上(!)もの歴史が詰まっている館なんですね。
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素敵なエントランスをくぐりぬけて中へ。
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設計者はジェームズ・マクドナルド・ガーディナーというアメリカ人の建築家です。美術史を学んだ人だったそうで、この建物の外観はルネッサンス、入って右の応接室はロココ、食堂ルシェーヌはネオ・クラシック、ステンドグラスや窓はアール・ヌーヴォー。さらに、梅、菊、蘭、竹の四君子の水墨画のある中国風の部屋があり、三階には書院造りの和室があり、また内部に張り出すバルコニーは、大胆でアメリカ的と言われています。この英、米、仏、中、日の趣を折中した世界の建築様式の見本市?とも言えるような建物に私は、すなおに「面白っ!」と思いました。
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かつては応接室として使われていたロココ様式の「迎賓の間」も、現在はアフタヌーンティー専用のティールームとして利用されています。隣のテーブルの若い女性の三人組が可愛いらしワンピースで着飾って来ていたのにも思わず納得!その乙女な贅沢空間にはあらゆる女子をうっとりさせる要素が目一杯につまってる感じです。
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英国式アフタヌーンティースタンドにはスコーンやサンドウィッチ、ケーキが並び、スイーツ好きにはうっとりな楽園です。しかも、食前酒としてスパークリングワインやシャンパンも選べるのがうれしいところ。お茶もファーストフラッシュ(春摘み)のダージリンをはじめ、高級茶葉が豊富に揃っておりました。もちろん、違う種類の葉でおかわりも出来るので思わずにんまり。優雅な京都の午後のひとときを過ごせました。
 
写真:もちすず

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もちすず(「町旅」女子部)

スイーツ、美味しい物大好き。
そして、地味に寺社仏閣、歴史的建造物に心躍る人。
高野山旅行をきっかけに相棒(OLYMPUS PEN E-PL7)を
手に入れプチ旅を楽しもうと暗躍中。

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