代官屋敷の看板を掲げる名家と重要文化財の味噌商家
〈栃木県栃木市〉

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蔵の街栃木市の北側に足を延ばせば嘉右衛門町(かうえもんちょう)と呼ばれる一帯があり、日光例幣使街道に沿った町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。この地区は天保年間(1830~43年)の絵図に83軒もの店舗が建ち並ぶさまが描かれているそうです。
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例幣使街道沿いを歩くと、代官屋敷の看板(向かって右側)が掲げられた大きな門を発見。時代劇で聞くお代官様のお屋敷がまだ残っていたとは驚きです!
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この家は、町を拓き町名の由来にもなった岡田嘉右衛門さんの家で、現当主は26代目・岡田嘉右衛門。代々お名前も継承されているまさに名家。現在は「岡田記念館」として一般にも公開されており、岡田家伝来の宝物や見事な庭園を見ることができます。この地区に来たらぜひとも立ち寄るべきスポットです。
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嘉右衛門町で江戸時代からの家業を続けているのが「油伝味噌」。入口から見えるところに味見用の味噌が並べられており、旅人でもすっと入っていける国登録有形文化財なんです。
tochigi_207現在のご当主に説明いただいているのは、明治23年に書かれた店舗の俯瞰図。図内に荷馬車が描かれているのですが、ご当主が若かりしころは、まだ敷地内に馬が入ってこられるようになっていたそうです。
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店舗内では自慢の味噌を使った田楽が焼かれていて、ちょっと一休みするのに最適。お酒も置いてあるので、雰囲気ある店内で一杯やるのもいいでしょう。写真は豆腐・いも・こんにゃくの「田楽盛合せ」。素材によって異なる食感と風味の味噌が舌を喜ばせてくれます。オヤツにもツマミにも合う田楽味噌の甘じょっぱさは、どこか日本人であることを感じさせる味。ちなみに田楽味噌はお土産用もあるので、気に入ったらお持ち帰りもできますよ。
tochigi_210ちなみに油伝前にはバス停も駐車場もありアクセスも良好。店舗ほどではないですが、年季の入った看板もいい味だしてますね。

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レポーター

恩田 正恒

「町旅」編集部

この取材のあと、味噌汁をのむ頻度がアップ

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