時を超え、開かれる至宝の数々。
秋色の高野山に 1200 年の歴史を見た。
〈和歌山県伊都郡高野町〉

浮世の垢にまみれた東京生活をしばし脱出して、空海(774〜835)の開いた真言宗総本山金剛峯寺のある高野山にやってきました。所要時間は4時間半。時期は11月のあたま。折しも初めての高野山は境内の木々が目にもあでやかな秋色に染まる「今が見頃」のまっさい中でした。


新幹線、地下鉄、南海電鉄、ケーブルカーに乗り継ぎ高野駅に到着。こんなにたくさん乗り物に乗ったのは、久しぶり。おまけで鉄道の旅もたっぷり楽しめました。駅からは、バスに乗りかえて総本山金剛峯寺まで約11分。
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金剛峯寺の主殿には、御本尊(弘法大師)の手首からつながって、今回の開創の記念に境内に建てられた塔婆まで伸びた綱が。これに触れると、綱を通して弘法大師のご加護を受ける事ができるという話を知り、まずはそのご利益にあやかろうと、さっそく握ってまいりました。

高野山の壇上伽藍は、弘法大師・空海が高野山をご開創された折、まっさきに着手した場所で、密教思想に基づき建立した塔や堂などの主要建物群が集まるエリアをいいます。そのうちの1つ『大塔』と見事な紅葉とのコラボに思わず目が奪われました。

霊宝館は高野山内の貴重な文化遺産を保存展観する施設です。この時は宥快・⻑覚没後600年記念「宝寿院の名宝」と言って、室町時代に高野山教学の興隆に尽力した宥快・⻑覚の没後600年を記念した期間限定の特別展示をやっていました。また寺院建 立にふさわしい土地を祈願して空海が明州の港から投げたという飛行三鈷杵(ひぎょうさんこしょ)や、優しいお顔にほっこり魅入ってしまう地蔵菩薩像など、国宝・重要文化財であるお宝アイテムもたっぷり拝めました。

そぞろ歩きもぼちぼち疲れてきたので、休憩できるお店を探してみたところ、みろく石本舗さんやきんつばが美味しそうな西利さんも良さそうだし、どこにしよう? と迷いながらも、結果はこうやくんラテが飲める「心星」に落ち着きました。本格ラテの味と心和むラテアートに束の間の休足時間。サンドイッチやフレンチトーストもおいしくいただいてきました。
高野山駅の2階では、山の上からの絶景をたのしみながら旅の余韻にも浸れますよ。

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レポーター

もちすず(「町旅」女子部)

スイーツ、美味しい物大好き。
そして、地味に寺社仏閣、歴史的建造物に心躍る人。
高野山旅行をきっかけに相棒(OLYMPUS PEN E-PL7)を
手に入れプチ旅を楽しもうと暗躍中。

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