凝縮された200mで伝統的町並みを味わう
<長野県上田市>

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戦国時代の有名武将で、今でもドラマや小説・漫画で多くのファンをひきつける真田幸村。その父親である真田昌幸によって築城された上田城は難攻不落の城として知られていたが、近年は眞田神社・上田市立博物館などの観光施設があるうえ、年間を通して様々なイベントが催され、多くの人が訪れる人気スポットになっている。
 
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そんな上田城を訪れる人が立ち寄る場所としてオススメしたいのが「北国街道・柳町」。柳町は真田氏による城下町形成からづづく歴史的な町であり、いまでも江戸末期から明治時代の2階建て平入りの町屋が並び懐かしい景観をみせてくれる町である。城を訪れる人にはおそらく興味を持ってもらえるはずで、上田城からは徒歩10分もかからず立ち寄れる場所にある。
 
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残されている街道は200mほどだが、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」で訪問者が増えたからだろうか、飲食店や土産物など来訪者向けの施設が充実している。白い土塀に格子戸のある建物は昔風だが、どことなくお洒落で洗練された店舗が多い。全体的にすっきり見えるのは、高低差が少なく軒高が揃っているからなのだろう。
 
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柳町のなかでもひときわ目立つ存在なのが、寛文5(1665)年創業の「岡崎酒造」。TVやCMなどにもよく用いられる伝統的な佇まいの建物のなかでは、いまでも菅平水系の水・県産の米を使った地酒づくりが続けられている。通りに面した直営店では試飲ができるのも嬉しいところ。自慢の代表銘柄「亀齢(きれい)」はスッキリと軽快な味わいだ。
 
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街道の一端にある「武田味噌醸造 菱屋」にも注目。この地に店を構えたのは2006(平成18)年であるが、建物は明治元年に建築された民家を移築したもので、伝統的町並みに見事に溶け込んでいる。贈答用やお土産用の定番商品もあるが、最近はあまり見かけなくなった量り売り(100g以上)にも対応しているので、少量でいろいろ購入するのも楽しい。
 
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寒さの厳しい季節に仕込まれた「大寒特別仕込みそ」は、訪れた人だけが味わえる限定品だという。せっかく足を運んだなら、ぜひ試してみてはいかがだろう。

INFORMATION

地図

レポーター

恩田 正恒(町旅編集部)

柳町は伝統的雰囲気を残しながらも、お洒落で洗練された飲食店や土産物屋が多く、旅先でふらりと寄るには良い場所だと思います。
取材時は大変時間がなく、食事ができなかったのが残念でした。

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