震災から復活した美しい港
<福島県いわき市>

 
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以前紹介した「アクアマリンふくしま」を出るとすでに日暮れどきでしたが、駐車場から飲食店や船などが見えるので行ってみることにしました。
 
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「アクアマリンふくしま」がある小名浜港は、江戸時代の幕府上納米の積出港として港の基礎がつくられ、明治時代は江戸時代末期に発見された石炭の積出港として栄えたそうです。現在も国際貿易港として重要な機能を果たしながら、観光資源としても活用されています。
 
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特に1・2号ふ頭の間は「アクアマリンパーク」と名づけられ、観光地として美しく整えられています。海面近くまで近寄ることができる親水テラス や、さまざまなイベントが開催される親水ガーデンは、多くの人が行き交う場所…ですが、日暮れ近くに行ったらほぼ貸切状態。晴れた昼間にくるべきでした。
 
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「小名浜さんかく倉庫」は古くから残る倉庫群を活用した商業施設で、地域の食をテーマにした飲食店や土産物屋があるほか、観光情報を得たり休憩もできます。こちらも夕方以降はクローズなので駆け足で覗いてきたのですが、ほとんど店じまい状態でした。ろくに調べもせず遊びに行く自分もどうかと思いますが、内外装ともお洒落だし周囲の雰囲気も良い感じ。夜も稼働してくれると良いのにと思いました。港の夜景を見ながら食事が楽しめる場所として需要ありそうじゃないですか?
 
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「いわきのいいものぜんぶある。」がキャッチフレーズの観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」は、1号ふ頭にあります。市場風につくられた海産物店や飲食店が並ぶほか、観光遊覧船のチケット販売所・子供向け室内遊技場・展示スペースなどもあって、ココだけで観光が完結しそうな勢いです。とはいえ、夕方にはほとんどの施設が終わってしまうので、小名浜港に来たら最初に訪れておくのが正解かも。
 
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「いわき・ら・ら・ミュウ」の2階にある「ライブいわきミュウじあむ」は、市の歴史や観光情報を無料で紹介しています。僕が訪れたときは「3.11 いわきの東日本大震災展」が行なわれていました。
 
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ここにこなければ知ることができない地域の人々の声やリアルなアイテムに、思わず閉館まで見入ってしまいました。被災地で見る生々しい展示は、例えようのない感情が掘り起こされます。
 
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いわき・ら・ら・ミュウから外へでると、建造中のスペースコロニーのような未来的外観をした環境水族館「アクアマリンふくしま」が対岸にみえます。震災後は一切展示する生物がいなくなった時期があったそうですが、現在はとても充実した展示でした。マリンパークのすぐそばでは、新たな巨大商業施設も建設中でしたし、小名浜港周辺はこれからますます活気ある地域になりそうです。

INFORMATION

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レポーター

恩田 正恒(町旅編集部)

小名浜港一体は東日本大震災で大きな被害にあった地域のひとつですが、「アクアマリンふくしま」もその周辺も甚大な被害にあったというのが信じられないほど綺麗でした。
「もっと大勢の人が訪れたら良いのに」と心から思います。

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