【再掲】酒宴以外の花見はココにある! 桜並木をのんびり歩き、温泉で癒される「河津桜まつり」
<静岡県河津町>

100万人近くが訪れるという伊豆最大級のイベント「河津桜まつり」が、今年(2018年)も2月10日(土)~3月10日(土)の日程で開催されます。町歩きや温泉に加えて、一足早い春の訪れを楽しんではいかが?
 
kawazu01オオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定される河津桜は、1955年に河津川沿いで町の人が見つけた苗が原木で、早咲きの桜として有名。毎年2月上旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続け長く楽しめるのも特徴で、同じく約1ヶ月開催される「河津の桜まつり」がビックイベントになった一因ともいえそうです。
 
kawazu00この時期の河津町はあちこちで美しい桜を目にすることができますが、なんといってもメインは河津川の土手沿い。河口近くから約3㎞に渡って咲き乱れるピンク色は見事の一言。山に挟まれた川沿いにそって続く桜の木々は、子供のころ見た絵本を思わせる童話的な景観です。
 
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河津桜まつりのお花見は、陣取って酒を飲むのではなく、歩きながら見て回るスタイル。土手上の道沿いにはたくさんの出店が並んでいて、そちらを覗くのも楽しみの一つ。有名スイーツの出張販売や地元商店の仮設店舗はもちろん、地元のお母さん達が庭でやっているお店があるなど、店も商品もバラエティに富んでいて驚かされます。
 
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試しに河津桜まつり期間中にしか開かれないという店に入ってみました。ココはお土産としても売っている干物や貝を、店内の七輪で自分で焼いて食べるお店で、席を確保したら外に干物などを買いに行きます。七輪で焼いて食べるのは楽しいのですが、火加減がちょっと難しい。油断していると焼けすぎてしまうので注意が必要です。ちなみに、ご飯やアルコールなどは注文すると持ってきてくれます。
 
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kawazu08河口から上流のほうへ歩いていくとだんだんと店や人が減ってきますが、桜のアーチなどもあるので落ち着いて見たい人や撮影をしたい人にはおススメ。河原に降りられる場所もあるので、桜の谷に挟まれたような景色を見ることもできますし、桜を見ながら入れる無料の足湯もあります。
 
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kawazu10川沿いに何か所かある足湯のうち「豊泉の足湯処」があるところまで歩いたなら、ぜひ立ち寄りたいのが「峰温泉大噴湯公園」。kawazu11
1926(大正15)年に誕生してから、ずっと熱泉が吹き出し続けているそうで、100度の温泉が地上30メートルまで吹き上がるさまが、1時間おきに見られます。公園自体は新しくきれいですが、吹き上げ口にある木造塔は歴史を感じさせる構造。人の手で絞らないと噴出し続けるという熱泉の勢いが、塔を包む湯気からうかがえますね。
 
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kawazu13kawazu14温泉があれば入りたくなるのが人情ってもの、公園内は足湯も用意されていますが、せっかくなのでどっぷり浸かりたいという方は、すぐ近くの町営「踊り子温泉会館」がおススメ。河津桜のシーズンは露店風呂から桜並木が眺められます。また、泊まってゆっくり楽しみたい人は、大正15年創業の「玉峰館」や昭和初期の風情を残す「竹の庄」など、伝統ある温泉旅館で贅沢な時間を味わってはいかがでしょう。
 
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kawazu15bそういえば、踊り子温泉会館の入り口横には、樹齢800年以上と推定されている「新町の大ソテツ」が生えています。生垣に囲まれているうえ、入り口も狭いので気がつかない人もいるかも。ちょっと地味な扱いですが、1936(昭和11)年には国の天然記念物に指定されている名木。曲がりくねって四方八方に伸びている様子は、とても一本の木とは思えません。
 
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温泉に入った後は、もう一度桜並木を歩いてみてください。所々ライトアップされた夜桜は、昼とはまた違った表情を見せてくれますよ。

INFORMATION

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レポーター

恩田 正恒(町旅編集部)

峰温泉大噴湯公園にいた「フントー君」と記念撮影。何年か前に来たときは気がつきませんでしたが、結構な人気キャラみたいです。「奮闘する皆さんの味方」とのことですので、町旅も応援してくれますかね?

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