人々の暮らしによりそうリニューアル! 現代のお寺のカタチ
<東京都中央区>

tukigi1_01京都西本願寺・第12代宗主准如上人によって1617(元和3)年に建立された「浅草御堂」に端を発し、明暦の大火や関東大震災によって場所も名称も変わってきた歴史を持つ築地本願寺。一見しただけではお寺に見えない現在の建物は1934(昭和9)年に再建されたもので、本堂や石塀、門柱などは国指定の重要文化財。築地という立地にありながらも広大な敷地を持ち、芸能人やスポーツ選手の葬儀も多く行われている。
 
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そんな築地本願寺が、いまの時代に合ったカタチのお寺へと変化するべく様々な取り組みに着手している。「ひらけ!! 築地本願寺。」と銘打った『「寺と」プロジェクト』を進めているのだ。ホームページもかなり現代的に改訂され、まるで企業サイトのように見えるほどである。見学可能時間や行事のスケジュールはもちろん、インフォメーションセンターやコールセンターなどの案内も分かりやすく記されており、ユーザー(?)の目線にあわせて作られたと感じる。歴史あるお寺がココまで変われることに敬意を覚えるリニューアルだ。
 
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tukigi1_03bIMGP5131まあ、建物からして異国情緒あふれていて、よくあるお寺とは全く異なるスタイル。慣例にとらわれず思い切った改革を進める下地は、元からあったと言えるのかもしれない。
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tukigi1_07取材日は、本堂にて報恩講日中法要が執り行われていたが、参加者以外の一般観光客も本堂に入ることが可能。後ろの方には「一般の方」向けにパイプ椅子も用意され、厳粛に行われる式典や荘厳な内装を見学することができた。
 
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最後列では月によってデザインが変わる「築地本願寺参拝記念カード」が配布されているほか、参拝記念のスタンプ台が置かれていたり…
 
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芸能人(Xjapanのhide)の祭壇があり、観光客やファンの人たちが訪れていた。
 
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「時代に合ったカタチに再構築した現代のお寺」の言葉通り、本館内には「TV会議室」なる部屋もある。このような現代の技術は、法話のインターネット配信や電話相談など、多くの人が気軽にお寺と触れ合えるよう、寺内だけでなく一般の人向けにも活用されている。資料請求や講座の予約はWebで可能だし、電話相談を受け付けるコールセンターも準備されている(ちなみにフリーダイヤル)。
 
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本願寺の開きっぷりは、先月(2017年11月)オープンしたばかり新施設にも色濃くあらわれている。お寺の一部に見えないその施設は次回紹介する。
 
つづく
 

INFORMATION

地図

レポーター

恩田 正恒(町旅編集部)

カメラを持って本堂建物内部をうろついていたら、お坊さんに声をかけられました。
迷っていると思われたのか、親切に本堂(メインホール)まで同行してくれました。
「不審者と思われた!」と考えてしまう自分は、まったく修業が足りないようです。

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