豊洲移転で揺れ動く築地場内市場を覗く
<東京都中央区>

tukigi2_01前回は築地の場外市場を紹介したが、外があれば内もあるということで、今回は移転予定の場内市場。ところで場内と場外の違いをご存知だろうか?  築地場内市場は都内に11カ所ある東京都中央卸売市場のひとつで、公設と言いかえると分かりやすい。対して、場外市場は民営地に自然発生的にできたものだといわれている。
 
tukigi2_02世界最大級の水産物取扱規模を誇り、日本の市場価格に強い影響力を持つ場内市場は、東京都により管理されている。そのため、今回の移転問題が都政の場で話されているのである。
 
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tukigi2_05誰でも場内市場への入場は可能だが、どちらかというとプロの方の買い付け向けという面が強く、一般客の買い物や見学は一部地域を除き午前10時以降が推奨されている。とはいえ、卸売店は昼前にほとんどが閉まってしまうので、なかなか難易度は高いといえる。仲卸業者売場で正午ごろに開いている店はほぼ無い。
 
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tukigi2_12tukigi2_06飲食店や物販店が軒を連ねる「魚がし横丁」なら、お昼の営業をしているところもある。コチラにはテレビや雑誌で取り上げられた有名店も多く、多くの観光客が連日おとずれる。ただし、人気店は朝早くに行かないと列に並ぶことすらできない場合も。
 
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長時間並ぶのが嫌な人には、市場で働く人がさっとお腹を満たす庶民的な食べ物屋が多い水神様通りがオススメ。こちらも大抵混みあっているが、回転が速いのでそんなに待たずに食べることができる。「早く・安く・うまい」食事こそ、築地市場で味わうべきものなのかも。
 
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ちなみに1899(明治32)年に開業した吉野家の1号店もこの通りの一角にある。ただし、営業時間は5:00-13:00。なんと24時間営業のチェーン展開をしている企業の本店でも、13時に終了してしまう。分かりやすく吉野家の例をあげたが、他の店舗もほとんどが13時か14時には閉店。午後には、ほとんどの店舗が営業終了しているのも築地場内市場の特徴だ。

INFORMATION

地図

レポーター

恩田 正恒(町旅編集部)

写真は場内市場の入り口にあった拾得物掲示板。サイフやICカードに混じって、「山えのき」や「冷凍タラバ蟹」が落ちてました。
これって「市場あるある」なんでしょうか…。

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