年末の賑わいはこれからも健在! 更なる発展を目指す築地場外市場
<東京都中央区>

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年末の風物詩としてかならずメディアで紹介される築地市場の買い出し風景。何年も前に移転が発表され、あの風景が見られるのもあとわずか…とお考えの人も多いようだが、実は移転予定は築地の場内市場だけ。むしろ、場外市場には中央区が整備した新設備がオープンし、一帯をふくめてますます魅力あふれるエリアになっているのだ。
 
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築地市場は大きく場外と場内に分かれていて、個人的に観光向けと思うのは場外市場の方。鮮魚に限らず肉や野菜、乾物のほか厨房器具や飲食店が350軒以上集まり買い物や飲食が楽しめるとあって、平日でも大量の観光客や買い物客が訪れ、狭い路地は人で埋め尽くされる。年末になると前に進むのが一苦労になるほど。
 
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tukigi1_04観光客が増えるとともに充実してきたのが買い食い用の串ものや小皿。気軽にいろいろ食べられるとあって、買い物よりもコチラを目当てに訪れる人も多くなってきているそうだ。年中お祭りのような雰囲気のなかで、バラエティあふれる買い食いグルメは外国人にも大ウケ。品名がいろいろな言語で記されているのも最近の築地の特徴だ。
 
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もちろん、店内で食べられる店も人気。都心にある築地では、観光客に混じって周辺で働く人々もランチを食べている。場外市場の旨いモンは、地域の人々にも愛され続けているのである。
 
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tukigi1_04.3昭和の雰囲気溢れる場外市場に突如あらわれる綺麗な建物が2016年11月にオープンした「築地魚河岸」。ここは、築地場内市場の移転後を見据えて数年前から中央区が設置した設備で、小田原橋棟(おだわらばしとう)と海幸橋棟(かいこうばしとう)の2棟で構成され、これからの築地のランドマークとして期待されている。
 
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いずれの棟も一階は仲卸を経営母体とした小売り店が軒を並べる生鮮市場だ。業務用の市場としても機能しているため。一般客は午前9時以降の来訪を推奨されているが、食のプロフェッショナルと同じ店で買い物が楽しめるのはやっぱり魅力大。
 
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珍しい食材はもちろん、馴染み深い食材も近所のスーパーとは異なる展示が楽しい。元気のよい店員さんとのやりとりも市場ならでは。
 
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築地魚河岸の1階は食べ歩き禁止だが、3階にある休憩所なら飲食可能。椅子や机など準備されているので、人にぶつかる心配なく落ち着いて楽しめる。
 
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休憩所の隣は築地の有名店なども入ったフードコート形式の食堂になっており、比較的落ち着いた環境で自慢の市場メシが食べられる。長時間並ばずにきちんとした食事を摂りたいときは非常に便利。
 
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開放的な屋上広場は人込みの多い築地のなかではホッとできる貴重なスペース。こちらも飲食可能で、分別されたゴミ箱はもちろん手洗い用の水道なども準備されている。築地の人混みに疲れたときに知っておくとありがたい穴場だ。
 
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いつも祭りみたいでパワフルな場外市場は、この地に残ることが正式決定しているので、市場としても観光地としても築地はこれからも健在。年末の買い出し風景もまだまだ続いていくのである。

INFORMATION

地図

レポーター

恩田 正恒(町旅編集部)

子どものころ、年末なると荷物持ちとして連れてこられた築地。人ごみでまわりも見えず、あまり良いイメージはなかったのですが、大人になったら楽しい場所になりました。
ただし、いつもどおり財布の凹みには注意が必要ですね。。。

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