前田利家も暮らした歴史ある町「武生」で“むかしまちあるき”<福井県越前市>

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小浜市を後にし、武生へ向かう。敦賀駅のベンチには、なんと恐竜が設置されていた。恐竜王国にふさわしいおもてなしである。隣に座り記念写真を撮って貰おうか迷ったが、着ぐるみ的な造り物が苦手な私は遠慮させていただいた。
 
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武生駅に到着。駅前から市役所へ向けてメインとなる大通りが伸びている。さらに奥へ進むと「蔵の辻」「寺町」といった「まちあるきスポット」がある。武生駅界隈は、様々な歴史文化が重なり合った「むかしまち」である。
 
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重厚かつコンクリートの風合いが歴史を感じさせる「越前市役所」。この一帯は旧越前国府の城跡と推定されており、市役所には石碑や解説板が設置されている。
 
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車での移動が多い地域を象徴するかのように、人通りが少なかった商店街。しかし、シャッター商店街のような、すたれた感じは一切なく落ち着きと風情を併せ持っていた。決して寂しさを感じさせない光景であった。
 
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寺町通りの町並み。石畳が美しく敷きつめられている。日が落ちてくると、石灯篭やつり灯篭にあかりが灯され、時間の流れがゆっくり感じられる。この静かな街並みは、都会では感じることのできない安らぎを与えてくれる。
 
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越前国の国府が置かれ、国分寺などが建立されて以降、武生にはたくさんの寺や神社が集まった。こちらは「総社大神宮」。地元の方からは「おそんじゃさん」と呼ばれ親しまれている。創祀年代は不詳であるが、国司の巡拝、奉幣のために神々を一社にまとめて創建された神社である。堂々とした大きな鳥居が、神々のまとめ役としての威厳を放っているかのように見えた。
 
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総けやき造りの山門が見事である「引接寺(いんじょうじ)」。長亨2年に建立された天台宗真盛派別格本山である。境内にある本堂は文久年間に建立された。明治11年、明治天皇が北陸を巡行した際の行在所となり、当時の庭園や玉座は現在も保存されている。
 
 
 
 
 
 
 

地図

レポーター

森 順一郎

秋田県小坂町と同じく、整備と清潔を兼ね備えた町を歩くことは、とても気持ちが良いことです。地域の方々が一体となって町の魅力を伝えたいと努力を続けた結果だと思います。記事にはしていないですが、ほかにも伝えたい光景がたくさん存在した武生。ぜひ一度は訪れてほしい場所です。

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