吉祥寺・ハモニカ横丁にも通じる?戦後昭和の風情が色濃く漂う町並み『人情横丁』
〈新潟県新潟市〉

新潟市はかつて掘と橋の町で、本町中央市場(人情横丁)があるこの地も掘が通っていた。しかし戦後、鉄道や自動車の普及などによって掘の役割は失われ、埋め立てられた掘の跡地に、本町通で商いをしていた露天商たちが移転してきて店を開きはじめた。これが「人情横丁」の始まりだ。
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1951年(昭和26年)から新潟市民の台所として親しまれてきた「人情横丁」も2011年には60周年を迎えた。最初の頃は鮮魚店や魚介の塩物・干物、野菜など生鮮食品を扱う店が並んでいた商店街も、時代が変わり、現在では食料品店をはじめ、雑貨店から飲食店まで、変化に富んだ店が軒を連ねている。
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アメリカの日常雑貨やデッドストックなどを集めて売っている「USA Store」は、店内も外から見たままの明るくポップなアメリカンテイスト満載の店!見ているだけでも楽しいが、他にはないレアなアイテム探しも密かな楽しみだ。
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この商店街で予想外の衝撃は「浜焼き」の店。まさか商店街に浜焼きの店があるとは!ビジュアル的にも「うおぉ」という感じのインパクト。このうれしい遭遇にすっかり気をよくするも、すでにこれまでタモリや安倍首相までもが訪れていた隠れた名物店だと知る。
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新旧の店が混ざり合いながら景観をつくる「人情横丁」。どこかで似た感じも?と思い出したのは吉祥寺の「ハモニカ横丁」。どちらも戦後に屋台やバラックから始まった古い商店街が、今もなお人を惹きつけてやまない磁力を発散し続ける。
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「港すし」は、ここ新潟では、坂内小路に店を構える昭和8年創業の老舗寿司店として知られるが、最初は西掘通りの掘端で、よしずばりの屋台店から始まったという。原点にたち戻るため、創業時のこの場所に2016年姉妹店を設け、屋台ではないがカウンターのみの席で営業している。
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この「港すし」について、「本店は高級店だから私たちも普段は行けないけれど、同じ美味しさでもこっちはそれほど高くないのよ。」と親切な情報を下さったのは、地元の方。旅をする身にとっては、こんな交流がいっそうの旅の魅力だ。
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本町通と新津屋小路(人情横丁)が交差する場所に位置する「白龍大権現」。縦に細長くのびた商店街の表裏2列を束ねるように鎮座する。縁起では、1953(昭和28年)に大河津(燕市)に漂着した古い龍神像を祀ったのが始まりとされる。本町中央市場の入口に面し、商売繁盛の神様としても信仰されるが、絡みあう和合歓喜の姿から縁結びの神としても崇められている。
 
写真:乃梨花

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レポーター

乃梨花(「町旅」女子部)

ひとり暮らしの猫飼い人ゆえ、
長らくショートトリップ派・・でしたが、
最近は、猫を預けて遠くまで足をのばすこともしてます⭐️
(親戚の多い東北へ、行くことが多いです。➕日本酒党❤️)

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