日本遺産の物語

「四国遍路 愛媛県③」 ~煩悩を断ち切る「菩提の道場」~ <愛媛県今治市>

■第54番札所 延命寺

平安時代、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が荒廃していた堂宇を再建。近見山延命寺と名付け、信仰や学問の中心道場とした。
 
■第54番札所 延命寺 山門
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静かな佇まいを見せる山門は、今治城門のひとつを明治3、4年に今治城を取り壊した際に譲り受けたもの。
 
■第65番札所 三角寺
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煩悩を断ち切る「菩提の道場」の巡礼を締めくくる最後の札所「三角寺」。急勾配の石段を上りきると山門にたどり着く。境内は多くの緑に囲まれており、四季折々の景観が楽しめる。本尊は安産、子授けの仏様「十一面観音」であることから、多くの妊婦さんや夫婦が参拝に訪れる。
 
■三角寺 本堂

三角寺は聖武天皇の勅願により行基が開基したとされる。その後、嵯峨天皇も深く信仰し寺は繁栄を遂げたが、兵火により堂宇を焼失。本堂は、1849年(嘉永2年)に再建された。本堂近くには樹齢300年~400年と言われる山桜がある。寺を訪れた小林一茶はあまりの美しさに感嘆したそうだ。
 
■三角(みすみ)の池

弘法大師は三角の護摩壇を築き、21日間、この寺で修行を行った。三角の池は、その跡とされている。池の中央には小さな島があり、弁財天が祀られている。
 
 

INFORMATION

地図

レポーター

森 順一郎

菩薩の道場と呼ばれる愛媛のお遍路。三弾にわたって紹介しましたが、こちらはほんの一部。札所の近くには、ご当地グルメもたくさんあるので、現地に足を運び五感で菩薩の道場を満喫してください!

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