日本のふるさとにタイムスリップ!~安達ヶ原 ふるさと村~
<福島県二本松市>

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「安達ヶ原の鬼婆伝説」が残る観世寺のすぐ近くに、緑あふれるテーマパーク「安達ヶ原ふるさと村」があります。以前は入場料が発生していたのですが、2007年4月より先人館(大人200円、こども100円)以外は無料になり、気軽に立ち寄れる施設になりました。
 

駐車場に隣接している「ふるさと館」。レストランとおみやげコーナーがあり、入口ではふるさと村のキャラクター「バッピーちゃん」が迎えてくれます。鬼婆をモチーフにしたこのバッピーちゃん、実は二代目だそうで、初代はもう少し強面だったそうです。
 
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思いのほか長い(50mくらい?)アクセストンネル(入口)を抜け・・・
 

園内にはいると広大な敷地が。訪問時はあいにくの天気で、雨が降ったりやんだりしていたけど、もし晴れていたら芝に寝転びたくなるような開放感につつまれていました。
 

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ふるさと村の魅力のひとつは、伝統的生活文化が分かること。写真の「絹の家」は養蚕農家を移築した施設で、屋内には当時の生活風景が展示されています。特徴的な屋根は「兜づくり」と呼ばれ、福島県北部に多く存在していました。二本松地域では養蚕が盛んに行われており、お米と肩を並べるほどだったそうです。
 
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蚕の成長についても学べます。当時の人々は蚕のことを「おかいこさま」とよび、手間を惜しまず飼育しました。蚕は桑の葉を食べて成長しますが、むしゃむしゃと食べる音はかすかに聞こえる雨音に似ているとか。
 
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少し離れた場所では、二本松藩(10万7百石)の中級藩士が生活した武家屋敷が再現されています。中級藩士には取り決めがあり、下男、下女を1人づつ、さらに馬1頭を持っていなければならず、妻はその生活を守るために内職を行い、生活を支えていたそうです。
 
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「和紙の家」では、約1,000年の歴史を持つ上川崎和紙を使った工芸体験ができます。上川崎和紙とは二本松市上川崎地区で生産される和紙で、平安時代には「みちのくの紙」と呼ばれ、多くの貴族に愛用されたそうです。また、紫式部や清少納言なども使っていたと伝わっています。ふるさと村を訪れた記念にオススメです。
 

唯一の有料施設である「先人館」では、智恵子抄で知られる高村智恵子など二本松市と関係の深い6名の資料が展示されています。
 
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ほかにも、茶室や五重塔などがあり、一通り見てまわると天気が回復してきました。ここにきて、ふるさと村はよく整備されているなと、気づきました。そして、どこへ行ってもゴミが全く落ちていませんでした。簡単にできることではないし、これこそが何よりのおもてなしなのだと実感しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

INFORMATION

地図

レポーター

森 順一郎

ふるさと村にはこどもが元気に動き回れる施設が充実しています。その名も「げんきキッズパーク」。屋内施設なので天気を気にせずに楽しめます。また、様々な遊具が揃っているので、こどもが喜ぶこと間違いなしです!

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