断崖で難易度高めの運試し!? 鵜戸神宮の「運玉」投げはいかが
<宮崎県日南市>

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神話の時代から続くとされる「鵜戸神宮」へは、宮崎空港からバスに揺られて1時間ほど。洞窟に本殿がある珍しいスタイルと、太平洋の荒波が作り出した奇岩・怪礁がおりなす景観は、多くの観光客を魅了。地域の人からは「お鵜戸さん」と呼ばれ、とくに安産・育児にご神徳があると言われている。
 
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ご本堂のある洞窟は国定公園「日南海岸」の絶壁に波が侵食してつくられたもの。そこへ行くためには「崖にそって石段を降りる」ことになり、珍しい「下り宮」という参拝方法になる。海中から聳える奇岩や山道に迫る波を眺めながら、ゆっくり注意して降りるべし。
 
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約1000平方メートルの広さがある自然洞窟の内部に建てられた朱塗りの御本殿には、主祭神の「日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)」のほか、5柱が祀られている。幻想的な景観のなかのご参拝は、通常の神社より厳かな気持ちになる。
 
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御本殿の隣には、主祭神を生んだ母神の「豊玉姫(とよたまひめ)」が、自らの乳房をくっつけたといわれる「おちちいわ」があり、いまでも水をしたたらせている。この水を飲むと「安産」や「母乳の出が良くなる」などのご利益があるそう。
 
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本殿の下にある磯には、「豊玉姫」が出産のために乗ってきたと伝わる「霊石亀石」がある。亀石の背中には枡形のくぼみがあり、ここに「運玉」を投げ入れると願いがかなうとされている。
 
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「運玉」は男性は左手・女性は右手で投げるというルールがあり、難易度も高め。あるプロ野球選手が入れることができずにニュースになったこともあるくらい…うまく入った時のご利益は期待できそうだ。

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レポーター

恩田 正恒(町旅編集部)

昔は亀石に投げ入れるものは「お金」だったようですが、昭和中期ごろに粘土で作った「運玉」に変わったそう。運玉ってネーミングがなかなか素晴らしいと思います。

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