日本遺産の物語

「四国遍路 愛媛県②」 ~煩悩を断ち切る「菩提の道場」~
<愛媛県松山市>

■第51番札所 石手寺
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創建時は安養寺と名付けられたが、弘法大師が真言宗に改宗した際に「石手寺」とした。これはお遍路の元祖と伝わる衛門三郎の伝説によるものとされる。観光客が多く、国宝に指定されている仁王門を筆頭に、数多くの重要文化財を有する人気スポットだ。
 
■石手寺 マントラ洞窟
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マントラ洞窟は本堂大師堂の裏手にある少し変わったスポットだ。暗い人工窟の中には沢山のお地蔵さんが並べられている。平成元年に掘られて以来、海外の観光客を中心に人気となっているらしいが、何のために掘られたかは誰も知らないそうだ。
 
■石手寺 子授け鬼子母神
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鎌倉時代に建立され、国の重要文化財に指定されている訶梨帝母天堂(かりていもてんどう)の「子授け鬼子母神」は子授け、安産にご利益があるといわれる。お堂にある石を安産のお守りとして持ち帰り、無事に出産したら、石をふたつにして返す風習がある。
 
■三津浜焼き
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三津浜地区の方が愛してやまないソウルフード。味付けされた麺やちくわを薄い生地にはさんで仕上げるのが特徴。ソースは店舗ごとに工夫が施され、マヨネーズを使う場合もある。大正時代には洋食として販売されており、当時はソースがかかっていれば洋食とみなされていたそうだ。
 
■松山鮓
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松山地方に伝わる「松山鮓」は、祝い事や客をもてなす際にふるまわれる郷土料理だ。夏目漱石が友人の正岡子規を訪れた際に松山鮓でもてなされ、とても気に入ったという。少々、甘めの酢飯に錦糸卵をのせ、旬の魚介をちりばめる。彩り豊かなご馳走である。
 
■あなごめし
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瀬戸内海で獲れた新鮮なあなごを使用した郷土料理で、漁師料理が発祥といわれる。この地域では鯛、たこ、あなごを使ったご飯を「海ごはん」と呼んでいるそうだ。こちらは「あなごめし」。かば焼きにしたあなごをご飯にのせるシンプルな料理だが、誰にでも愛されるやさしい味だ。
 
 
 
 

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レポーター

森 順一郎

愛媛お遍路第二弾です。お遍路のみならず、グルメも魅力的な愛媛県。歴史文化と併せて食文化も堪能したいものです。

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