南房総が誇る最古のお寺さん「石堂寺」
<千葉県南房総市>

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726年(神亀3年)行基により開創されたと伝わる石堂寺(いしどうじ)かつては石塔寺と呼ばれ、滋賀県の石塔寺、群馬県の石塔寺とともに日本三塔寺に数えられたとのこと。多数の文化財を保有し、「房総の魅力500選」に選ばれている南房総最古のお寺である。
 
■本堂
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もの静かな空間に佇む本堂。建立は室町時代の1513(永正10)年と伝わっており、禅宗様式を主とした造りだ。本尊である十一面観世音菩薩立像・厨子(ずし)とともに国の重要文化財に指定されている。また、県下最大の国指定重要文化財木造建築でもある。
 
■多宝塔
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同じく室町時代に造られたとされる多宝塔。関東には江戸時代以前の多宝塔が少なく貴重とされている。内部に祀られている「千手観音」は慶派によるもので県指定文化財に認定されている。慶派とは平安時代末期から江戸時代に活躍した仏師の一派であり、運慶、快慶などが有名だ。
 
■波の伊八
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日本が誇る浮世絵師「葛飾北斎」。その北斎に影響を与えたと言われている彫刻師がいた。江戸末期の名彫刻師「武志伊八郎信由(たけしいはちろうのぶよし)」別名「波の伊八」。「波を彫らせたら天下一品」といわれ、彫刻師の間では、「関東に行ったら波を彫るな」と言われたほどの人物だ。有料(300円)ではあるが一般の方も見学ができるので、ぜひ、天下一品の波を拝見してもらいたい。
 
■旧尾形家住宅

旧尾形家住宅は、かつて旧丸山町の名主であった尾形家の住宅。主屋と土間が別に建てられている。分棟型と呼ばれる形式で、納戸が非常に大きいため居間がL字型になっているのが特徴。千葉県内では、このような例が少なく国の重要文化財に指定されている。1971(昭和46)年に石堂寺の本堂裏へ改修移築された。

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レポーター

森 順一郎

千葉県で育ったにもかかわらず、こんな立派なお寺さんがあることを知らかった。恥ずかしい限りです。もっと勉強させて頂きます。

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