産廃問題を乗り越え、輝きのアートアイランドへ
<香川県小豆郡>

■豊島(てしま)
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穏やかな瀬戸内海に浮かぶ豊島は、酪農や福祉が盛んに行われていていることから「ミルクの島」「福祉の島」と呼ばれている。美しい海に囲まれ、豊かな自然を有する豊島は、不本意な過去を持つ。1978年から13年間にもわたり業者が、産業廃棄物を不法投棄、そして野焼きを行った。この事件は全国的にも最大規模の産廃問題となった。しかし豊島はその後、環境の再生に尽力し、今では国内はもちろん、海外からも多くの観光客が訪れるアートアイランドに生まれ変わった。
 
■オリーブ、果実
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小豆島といえばオリーブ。国内におけるオリーブ栽培面積の5割以上を占め、最高級品として市場に出荷される。ここ豊島でも盛んに行われており、収穫されたオリーブは小豆島で加工されている。温暖な気候で、日照時間が長いため、みかんやレモンの栽培にも適しており、こちらも一級品として扱われている。
 
■棚田
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豊島各地でひろがる美しい棚田は訪れておきたい観光スポットのひとつ。豊かな地下水に恵まれた豊島は、稲作が盛んである。味わい深いお米とともに楽しみたい風景である。
 
■矢羽積み(やばねづみ)
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矢羽積みとは、石を右斜め、左斜めに45° に傾け、交互に積み上げる方法だ。味気ないコンクリート壁が多い昨今では、珍しく非常に貴重な存在である。
 
■唐櫃の清水(からとのしみず)

清水神社にあるこの泉は「霊泉越水(れいせんえっすい)」と呼ばれ、弘法大師が喉を潤すために地面をほったところ湧き出たと伝えられている。一年中、絶えることなく水が湧いている泉で、かつては人々が井戸端会議を行った場所だ。現在は、田畑用のかんがい用水として大切に保全されている。

地図

レポーター

森 順一郎

豊島では、様々なアート作品が堪能できる。世界中の人々から心臓音を収集した「心臓音のアーカイブ」、日本庭園や円筒内でインスタレーション作品が展開されている「豊島横尾館」、そして美しい丘にポツンと佇む「豊島美術館」。一日中、アート作品に触れ、豊島でしか体験できない非日常を過ごしてほしい。

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