ぶらり男の一人旅。四国遍路と大谷焼を齧る。
<徳島県鳴門市>

四国巡礼の始まりである「霊山寺」。JR高徳線「板東駅」下車、約800mのところに位置する。
8913f2fca2272b02424ea5c5b0adfe2b
ここから約1,400kmの巡礼が始まる。お遍路には「同業二人(どうぎょうににん)」いう言葉がある。これは、お遍路の一人旅ではなく、常に弘法大師と一緒にいる想いで巡礼しているという意味だ。この「同業二人」は巡礼する際の大切な心構えである。
 
■本堂
8d54f4d0d3503de6600f9547c1e3d069
堂々とした構えをもつ本堂だが、残念ながら屋根の修理中により、本来の姿を見ることができなかった。お参りすることもできなかったので、何か後ろめたさを感じてしまった。
 
■多宝塔

長宗我部元親による猛攻や明治の火災で、霊山寺のほとんどの堂塔が焼失されたが、本堂と多宝塔は難を逃れた。この多宝塔は、約600年の歴史を持つ貴重な建造物である。この塔には五智如来像(5つの知恵を5体の如来にあてはめたもの)が祀られている。目の前にそびえ立つその姿は、強さと繊細さを併せ持っていた。
 
■総合案内所
58b7f8026d5c587acdc5d2bc60494b8d
霊山寺の駐車場付近には巡礼に必要な道具、情報などを入手できる案内所がある。極端な話ではあるが、手ぶらで来ても総合案内所で全てが揃えられる。また、巡礼における作法や不明なことがあれば、ここで確認しておこう。
 
■大谷焼
0081557a1992abb284c6e109cf01aeff
約230年の歴史を持つ大谷焼は決して派手ではないが、その素朴さが魅力である。1780年文衛門という焼き物職人が、初めてロクロを使用し、庄屋であった森提助が焼いたことに始まるとされている。時代とともに変化を遂げて今に至るが、生活の中に馴染む機能美は変わっていない。2003年9月、国の伝統工芸品に指定されている。
 
■窯元 森陶器



森陶器の窯は、国登録有形文化財に指定されている。大量な陶器や大物を焼成するために作られた窯は登り窯と呼ばれ、大谷焼の登り窯は日本一大きいとされている。こちらでは登窯の中にある「水琴窟」の音色を聴くことができるそうだ(後から知った・・・)。また、体験ギャラリーではオリジナルの陶器が作成できるようで、多くの人が参加していた。
 
■麺喰屋 澤
ca39b02486caa3f37ac4f857e37e245b
板野郡北島町にある「麺喰屋 澤」では東京屈指の名店の味が楽しめる。透き通ったスープが好みであれば、「中華そば(醤油・塩)」。宗田鰹の香りと旨味が凝縮され、魚介の風味を存分に楽しめる一杯。また、こってり系がお好みの方には「鶏白湯ラーメン」。平打ち手揉み麺に、鶏と鰹の類を見ない濃厚スープがよく絡み、一度食べたらクセになる!その他旨みと辛さが絡む担担麺。そして週単位で変わる限定ラーメン。これを楽しみにしているお客さんも多く、今大注目のお店だ。
 
■醤油ラーメン

 
■塩ラーメン
5e354bdf3be93af46de82281c43eb155
 
■白湯ラーメン
12a012b14eb94c64046a1313189b143a
 
■限定ラーメン
d58f3ada87050f5bbee2cb2745fe6386
 
 
 

地図

レポーター

江澤 茂樹

阿波踊りでしか認識のない徳島県。男ひとりぶらりと、徳島阿波おどり空港へ降り立ちました。地域の独特な空気を嗅ぐと、何かの期待に胸が躍ってしまう。お遍路の第一札番所である霊山寺は徳島県に存在します。今はやりの「歴女」にはたまりません。歴史も大事ですが、その土地でしか味わえない新鮮な海の幸もはずせません。鳴門の海で育った、蛸、鯛、ヨコワ、そして珍しいうちわ海老などを堪能して宿へ戻るのでした。※ヨコワとは、クロマグロの若い魚のことです関東地方:コメジ⇒メジ⇒マグロ⇒大マグロ関西地方:シンマエ⇒ヨコワ⇒コビ⇒マグロ

関連タグ

関連記事

エリア

(Categories)

タグ

(Keywords)

すべてのタグを見る

おすすめ記事