京都東山ではんなり夜桜見物
<京都府京都市>

毎年桜の咲く季節が巡ってくると、季節限定の夜の特別拝観がスタートする京都の清水寺。昨年の花見見物を紹介します。

お店の照明がいい雰囲気の三年坂(さんねんざか)は産寧坂(さんねいざか)とも呼ばれ、古くからの音羽山清水寺の参道だそうです。石段の途中、左手に幕末の志士たちがしばしば密議を行っていたという明保野亭も見えます。この産寧坂周辺は平安京以前より栄えており、多くの歴史資産を有する地区で伝統的建造物群保存地区にもなっています。

清水坂へと続くためか、いつ通ってもここ三年坂(産寧坂)は人でいっぱい。3月には『東山花灯路』という、この周辺約5kmの散策路と路伝いにある寺社、歴史的建造物をあたたかみのある灯りが思わず歩きたくなる雰囲気づくりを演出、京都の新しい魅力発見にもなっています。

三年坂(産寧坂)に続く清水坂のお店もお祭りムードを盛り上げます。

清水坂をあがるとライトアップされた仁王門が目に入ってきます。夜の拝観を目当てにした観光客などで早くもいっぱいです。

この日は月がみえたので、三重塔(さんじゅうのとう)と地上から上空に放たれたレーザービームの青い光が重なるように一緒に撮ってみました。清水寺の三重塔は古様式に則って昭和62年(1987)に解体修理したもの。総丹塗りとともに、桃山様式を示す極彩色文様を復元しているそうです。しかも高さは、日本最大級の約31メートル。近くでみると大迫力です。

清水寺といえば、清水の舞台(国宝)。遠くに京都タワーも見え、幻想的で神々しい美しさです。この舞台はもともと、御本尊の観音さまに芸能を奉納する場所で、平安時代から雅楽や能、狂言、歌舞伎、相撲など、さまざまな芸能が奉納されているとのこと。現在でも重要な法会には、舞台奉納が行われるそうです。また、この舞台を支える柱は釘を一本も使わずに組み上げた「懸造り」という手法の木造建築で、なんと410枚以上のヒノキ板を敷き詰めているそう。高さはちょうど4階建てのビルにあたり、高層ビル慣れ(?)している現代人の私たちより、平安時代の人はもっと感動したのかもしれません。

ライトアップされた桜もきれいです。

旅の最後は『食』で締めくくり。昼のお茶で足りるかなと思ったのですがはやっぱり小腹が空いてしまいました。そういうことで京都駅八条口の『竈炊き立てごはん土井』のすぐきだし茶漬、茄子の揚げひたし、あつあつだし巻を食べました。この店は本店が京都大原にある志ば漬け屋さん。自然で上品な味が歩きつかれた身体に染み入る美味しさ。友人と大原・嵐山もいいよねと別れ、新幹線の中で「京都だけでも行きたいとこありすぎて困る」としみじみ感じながら帰ってきたのが去年のこと。今年もまた行こうかな?
 
写真:もちすず

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もちすず(「町旅」女子部)

スイーツ、美味しい物大好き。
そして、地味に寺社仏閣、歴史的建造物に心躍る人。
高野山旅行をきっかけに相棒(OLYMPUS PEN E-PL7)を
手に入れプチ旅を楽しもうと暗躍中。

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