3000年続く古社が21世紀の神社を導く!?
「デジタル〇〇〇〇〇」まで導入するグローバル対応
<茨城県つくば市>

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関東平野の東方に位置し都内からでも特徴的な二つの峰を望むことができる筑波山は、その二峰が並ぶ様子から自然に男女2柱の神「伊弉諾神(いざなぎのかみ)」「伊弉冊尊(いざなみのかみ)」が祀られたそう。そんな筑波山を御神体と仰ぐ筑波山神社は、一帯に人が住むようになった約3000年前から続いていると伝わる古社なのである。
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夫婦である男女2柱のご神体を主神をして祀られていることから、縁結び・夫婦円満にご利益があるといわれ、シンボルとなっている直径約1mほどの大鈴には、ハートの形をした穴がつながる形で切れ込みが入っている。
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筑波山神社の境内は「筑波山南面を主に海抜270mの線以上370町歩」とされ、筑波山のかなりの部分が含まれる。広大な敷地内には多数の神社と神々が鎮座しているためか、社務所では様々なお守りやおふだ、絵馬・破魔矢などが売られていた。
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境内社は山中に存在する場合も多いためか、9つの神社の御朱印を受け付けていた。御朱印は見本がきちんとディスプレイされていて分かりやすい。ちなみに、どの神社もご参拝してから御朱印をいただくのが正しいスタイル。
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おみくじも祈願にあわせた数種類がラインナップ。目を引いたのは「五ケ国語みくじ」で、おみくじの内容が日本語・英語・韓国語と二種類の中国語で表記されているとのこと。ひとつひかせて頂いたところ、日本語のおみくじが他国語で表現されているのが面白く、通常のモノより長い時間読めてしまう。外国の方だけでなく、日本人でも一度はひいてみるのがオススメ。ちなみに「おみくじ」は、英語だと「A Written Oracle」中国語では「運氣」としるされていた。
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そして、神社としてはかなり斬新…というか初めて境内で見ましたデジタルサイネージ(電子広告)。二つある画面は左が日本語・右が英語で、筑波山神社の行事や結婚式・ご祈祷の告知が流されていた。現在は違和感を感じるが、訪日外国人やこれからの日本人にとっては、当たり前の景色になっていくのではないかとも思う。 伝統を守りつつも時代に合わせた変化をいち早く取りいれているのが、3000年も在りつづけられる秘訣の一つなのかもしれない。

INFORMATION

地図

レポーター

恩田 正恒

町旅編集部

写真は筑波山神社の随神門(市指定文化財)で、現在の門は1811(文化8)年に再建されたものですが、もともとは徳川家光によって1633(寛永10)年に寄進されたそうです。ここから上の筑波山が神社の境内となり、最高地点の女体山山頂までは約2時間ほど。その道程にも様々な社や奇岩などがあり、神域の雰囲気アリ。次回はそんな数々の奇岩のうちいくつかを紹介する予定です。

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