琵琶湖に浮かぶ神の島「竹生島」でパワーを充填する
<滋賀県長浜市>

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夕暮れの琵琶湖に浮かぶ竹生島、まさに神の宿る島だ。
( ↑ 写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー)
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「われは湖(うみ)の子 さすらひの」と唄いだされ、「今日は今津か長濱か」「古い傳への竹生島」と琵琶湖の風景が綴られていく『琵琶湖周航の歌』、旧第三高等学校(現京大)の学生が作詞したとてもロマンチックな歌だ。
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長浜港から船に乗って、その竹生島へ向かった。船尾に立つと航跡のむこうに、修験の山としても知られる伊吹山、旧東海道の難所鈴鹿山が見える。
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竹生島は古くから信仰を集めた島。近年は、島まるごとパワースポットとして脚光を浴びている。なんでも富士山頂と出雲大社とを東西一直線に結ぶ日本の「レイライン」上にあるという。う~ん、なんだか神秘的!?
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船を下りると、何軒かの店があり、そこから“祈りの階段”と呼ばれる165段の石段が続いている。かなりの急こう配なので、調子よく登ると膝が笑う。
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登りきったところにあるのが宝厳寺(ほうごんじ)。724年に行基によって開かれたと伝わり、西国三十三所観音霊場の第三十番札所、日本三大弁才天の一つとしても有名。
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本堂に入ると、この「弁天様の幸せ願いダルマ」が目を引く。小さくて可愛いダルマに願い事の紙を収め、本堂に奉納するという願掛けである。ひとつずつ職人さんが手作りしたダルマは、二つとして同じ顔はないそうだ。
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平成12年に復元された美しい三重の塔を過ぎると、国宝・宝厳寺唐門にでる。これは家康により徹底的に破壊された大阪城の唯一現在に残る遺構である。これを奥へ行くと、秀吉の御座船「日本丸」の骨組みを利用して建てられたと言われる宝厳寺船廊下へ出る。急斜面に掛けられた廊下は、高い柱によって支えられ、あたかも清水の舞台のような構造になっている。
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船廊下を抜けると、都久夫須麻(つくぶすま)神社(竹生島神社)で、拝殿はこれも国宝である。
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すぐ前にある竜神拝所は、竹生島で一番の絶景といわれ、石鳥居のむこうに遥か湖面が見渡せる。丸い小さな皿に、一枚には名前、もう一枚には願い事を書いて、この鳥居に向かって投げると、願い事が成就するという「かわらけ投げ」ができる。
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強力なパワースポットで十分に気運を充填し、すこし小腹も減ったので、船着き場の「たつや」さんで「しじみご飯」をいただいた。ご主人のたつやさんは、なかなか有名人のようで店内にいろいろ写真が貼ってある。うん、これがなかなか旨い。とても素朴な味わい。観光地の料理として、一つのあるべき姿だと思った。

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レポーター

岡崎 聡

「町旅」編集部

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