日本遺産の物語

四国遍路 徳島県① ~回遊型巡礼路と独自の巡礼文化~
<徳島県徳島市>

弘法大師ゆかりの札所(ふだしょ)を巡るお遍路は、全長約1,400キロにもおよぶ。鎌倉時代には、西行、法然、一遍もおとずれたとされている「四国遍路」は、修行への志を固める「発心の道場」と名付けられている阿波(徳島県)から始まる。
 
■遍路ころがし
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遍路は、白装束に管笠を身にまとい、金剛杖を持った「お遍路さん」が行き交う四国の風物詩だ。遍路ころがしは、「お遍路さんがころげ落ちてしまうような難所」を意味する言葉でもある。阿波の3箇所は特に厳しく「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われる。
 
■第1番札所 霊山寺
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四国遍路の出発点。親しみをこめて「いちばんさん」と呼ばれている。創建は明らかではないが、中世後期には存在が確認できる。第1番札所として多くの遍路が訪れており、お接待が盛んである。
 
■霊山寺 大師堂
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悠々と鯉が泳ぐ池のそばにある大師堂。裏には納経所がある。こちらでは、お遍路における作法や心得を教えてくれる「受戒」がうけられる。大師堂を横目に見ながら歩いていくと、堂々とした構えの本堂に着く。
 
■鳴門うどん
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鳴門市にて人気が高い鳴門うどん、通称「鳴ちゅる」。唯一無二の不思議なうどんで、皆に愛されている。特徴は、細めで柔らかく不揃いな麺とあっさりした醤油味。初めて食べてもどこか懐かしい、癒し系のうどんだ。
 
■第23番札所 薬王寺
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徳島の最終札所である薬王寺は、厄除けの寺として全国的に有名。急勾配な女厄坂、男厄坂、還暦厄坂がある。絵馬堂にある厄除け臼は、厄除け祈願を行いながら年齢の数だけ臼をつくと長生きできると伝えられている。
 
■日和佐の眺望
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薬王寺本堂の右手にある還暦厄坂を上がりきり、瑜祇塔(ゆぎとう)へ。ここでは日和佐の海や街並みが一望できる。急勾配な坂を、上がりきった参拝者へのご褒美であるかのように美しい光景がひろがる。
 
■亀のもなか
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亀の甲羅をモチーフにしたかわいらしい和菓子「亀のもなか」。薬王寺付近にある豊田屋さんで購入できる。つぶあんと青のりあんの2種類がある。つぶあんは、甘すぎず食べやすい正統派、青のりあんは、上質な海苔の香りがするめずらしい味だ。
 
画像提供協力
■阿波ナビ
■鳴門市うずしお観光協会
■豊田屋

INFORMATION

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レポーター

森順一郎

今回も沢山の方にご協力いただき感謝いたします。お遍路のみならず、徳島県には素晴らしい観光地が沢山あります。ぜひ、足を運んでください。

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