【隅田川沿いの下町風景④】浅草めぐり<後編>
〈東京都台東区〉

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つぎに『日本最古のゆうえんち』のコピーで知られる「浅草花やしき」へ。開園は、なんとペリー黒船来航の年と同じ(!)1853年。最初は腕利きの造園師が手がけた牡丹や菊を鑑賞する「花屋敷」としてスタートし、明治に入って遊具施設が置かれ今に至るそう。(写真には長年にわたり、花やしきのシンボルだった「Beeタワー」の解体前の姿がぎりぎり写っています。)
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花やしきは外国人にもとても人気です。理由は、やはり、ここだけでしか味わえない独特の魅力や雰囲気があるためでしょうか?
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遊園地といえば、ふつう明るい雰囲気をイメージするものですが、この日どこまでも澄み渡るような青空とまぶしい陽光の下、不気味に笑っているようなスワンと目があった瞬間に、ここにあるのは明るさだけではないことに気づきました。
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さらにこの遊園地は、新しさと古さの両方が組み合わさっていて、色彩もどこか古びて昭和のムード。ノスタルジーも思う存分、堪能できます。
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屋内の施設へ向かう渡り廊下には、キッチュな魅力あふれる展示物がたくさん並び、アヤしい魅力にいちいち目が離せません。
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屋上へ出ると、さらにアヤしさは全開に。最初はタモリさんの像か?と見間違えましたが、こちらは創立者の山田貞一さんの像でした。にしてもまるでコントの時に芸人さんがやる「なりきり銅像」にそっくり。まじめな像にちっとも見えないのは、「過剰な演出」のなせる技(?)でしょうか。
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花やしきをたっぷり堪能したあとは、老舗や伝統ある名店がズラリと名を連ねる「浅草うまいもの会ガイドブック」を見ながら店探し。とくに夜だと高くて庶民には手が出ない「今半」などは、ランチが狙い目です。傑作の呼び声高い「すきやき丼(2,000円)」が売り切れだったために、代わりに頼んだ二段重ですが、すきやき丼とステーキ丼がいっぺんに!しかもどちらも美味しいっ!!と声をあげそうになりました。
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昭和12年から続くお好み焼き屋の老舗「染太郎」も今やすっかり浅草の定番観光スポット。外国人が並ぶ姿まで見かけるようになりました。以前には、江戸川乱歩や、開高健、野坂昭如などの作家たち、また勝新太郎、渥美清などの昭和を代表する俳優たちも来店したそうです。
 
撮影:乃梨花

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乃梨花(「町旅」女子部)

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