江戸~川越を結んだ舟運の歴史をいまに残す「福岡河岸記念館」
<埼玉県ふじみ野市>

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いまや小江戸・川越といえば有名観光地だが、その川越と江戸を結んだ舟運ルート・新河岸川を少し下ったところにあるのが、この「福岡河岸記念館」である。
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ふじみ野市福岡は、江戸期から明治にかけて、新河岸川舟運の中継地として栄えたところ。かつての船着き場は、河岸を散策できるように整備されている。
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幕府公認の船問屋であった吉野屋、江戸屋、福田屋が、ここで営業していたというが、現在、記念館として公開されているのは、その福田屋の建物。主屋は明治初期、離れ・台所棟・文庫蔵は明治30年代の建造といわれる。三階建ての離れは、いまでも遠くから望むことができ、当時はずいぶん目立ったランドマークであったと思われる。
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荷主との取引をする帳場。往時は船頭や馬方なども出入りし、たいへんな賑わいであったという。
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最近はもう見かけなくなったガラス戸や建具が、レトロな雰囲気を演出している。
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主屋の二階から望む文庫蔵(上)と主屋の座敷(下)。
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文庫蔵では、歴史資料や生活用具など、興味深い品々が展示されている。
川越の繁栄には、新河岸川の輸送ルートが大きく貢献した。かつての舟運の歴史、その雰囲気や佇まいを残す貴重な歴史遺産である。
※東武東上線「上福岡」駅より徒歩約20分、バスなら同駅より南古谷駅行で「城北埼玉中学・高等学校」下車約3分

INFORMATION

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レポーター

岡崎 聡

「町旅」編集部

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